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映画Memento 嘘吐きの世界で・・

  03, 2014 12:02





監督
クリストファー・ノーラン

脚本
ジョナサン・ノーラン

原案
クリストファー・ノーラン

製作
ジェニファー・トッド
スザンヌ・トッド

製作総指揮
クリス・J・ボール
アーロン・ライダー
ウィリアム・タイラー

出演者
ガイ・ピアース
ジョー・パントリアーノ
キャリー=アン・モス

音楽
デヴィッド・ジュリアン

撮影
ウォーリー・フィスター


何度もクリストファー・ノーラン監督の映画ばかりを扱っていますが
人間不信の私には無視できない映画です。

今回は壮絶なネタバレです。
(ネタバレサイトで知っている方はスルー推奨)

主人公レナードの周りに居る妻殺しの犯人探しを手助けしている協力者達は
全員が自分の利益の為にレナードを利用しているだけの大嘘吐きです。

主人公レナードは妻殺害事件のケガで事故以前の記憶しか覚えていません。
後遺症として新しい出来事を覚える事が出来ないのです。
逆向性健忘症といわれています。(真相では微妙に違います)

彼を騙す簡単な手段です。

事故で10分間しか記憶を維持できないレナードから
ボールペンとメモをする紙を取り上げて、
彼の前で自分の思っている本当の事を言えばいい、本心を言えばいい
もしくは彼を罵倒し記憶障害の彼を馬鹿にすればいい

彼はメモを取る事もできずに、怒りにまかせ、私を殴り倒す。

彼はその出来事をメモに残そうと必死にペンと紙を探し回る。
横でニヤつきながら、レナードの様子を見ていればいい・・・・

・・・・振り返ったレナードは私の顔が腫れ鼻血が出ている様子に驚く
「誰に殴られた?」

レナード貴方に殴られた、そんな真実なんか言わずに、嘘をつけばいい。
「貴方の妻を殺した犯人の、多分、犯人に繋がる○○からよ!!」

こうすれば簡単にレナードは嘘を本気にして消したい人を始末してくれます。

レナードの病気は警察も公認で警察でさえも利用している状態。
彼が最初に殺した麻薬の売人から利益をかすめとった警察官
彼の罪は彼の病気故に罪に問われる事が出来ないのです。

後は面倒な悪人をレナードに警察の親切心からの情報屋としてタレコミすれば
消し去ってくれます。本当に都合の良過ぎる哀れな病人のレナード。

この映画では上映中、時間が逆行して進行するので、真相を理解するまで面倒。
ハマったMementoマニアは何度も何度も映画館に通ったと
特別開催されたノーラン監督との対談で監督にちょっと困った顔で語っていました。
日本に比べれば映画のチケット代金は安いものの当時はネタバレをネットなどで
調べることが出来なかったので大変だったと思います。

と言う事でMemento(廉価版は除く)には「もうひとつのMemento」と言う
特別版も収録されています。
こちらは時系列が真実に沿って進むのでネタバレ的な扱いになります。
面白さにはかなり欠けるので本編を何度か観てから観る事をお勧めします。

フェイスブックのギャラリーや動画が素晴らしいのですが
転載する為に全ての権利者に許可を得ることが困難なので断念しました。

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